いつでも気軽に溶接体験!

平日の夕方、敷地内に入ると子供たちの楽しそうな声が聞こえてきます。
東京・三鷹にあるDIY STORE 三鷹。こちらのこども絵画工作教室「TUQURO!」では、学校から帰った子供たちが絵を描いたり、粘土を練ったりしています。
溶接にチャレンジ!
小学6年生の女子が、溶接をやってみたいと先生にリクエスト。
「他にも溶接やりたい人いるかな?」先生の問いかけに、男子も続々と集まってきます。
10cmにカットした鉄の棒を4本準備、正方形を作るのに四隅を溶接していくようです。
準備する間、子供たちは先生から渡された溶接用保護面に興味津々。「重いな~」「見えない!」と声があがります。
「直接溶接の光を見ると目が痛くなるから、ちゃんと溶接の面で顔を守ってください」先生の言葉に、少し緊張した面持ちで溶接面を手にします。


最初に挑戦するのは、提案した女子です。
ショートパンツからジーンズに着替え、肌を出さないようにして火花から身を守ります。
初めての溶接に緊張しながらも、先生とやり方をしっかり確認。
実際に火花が出ると、少しびっくりした様子でしたが、すぐに慣れて上手く溶接することが出来ました。


次は男子が挑戦。
「後ろで見ている時はちょっと怖かったけれど、やってみるとおもしろいよ」との声に、どんどん挑戦者が増えていきます。


全員、溶接体験が終わり、完成した鉄の正方形を手に、笑顔で記念撮影。
今回は小学5年生、6年生が参加しました。
「溶接って、意外におもしろいな」「何か作ってみたい」「明日もやりたい」と、溶接でのものづくりに興味がわいたようです。

「ものづくり」を楽しんでほしい
教室では基本的にテーマはなく、自分で考えながら自由に工作などに取り組みます。しかしながら、溶接まで気軽にできるのには驚きました。
火花が飛び散って少し怖いイメージの溶接ですが、まずやってみようと新しいことに楽しんで挑戦する子供たちの姿が印象的でした。
周囲からキッシー先生と親しまれている岸下先生は、子供たちの思いを尊重しつつ、ものづくりの楽しさを伝えていきたいと話してくれました。
教室では、溶接ワークショップ(アイアンラック作りなど)や、DIY工房での自由工作なども行っています。
▼アート絵画工作教室【TUQURO!】
https://zoukeikousaku.amebaownd.com/
▼DIY STORE 三鷹
https://diystoremitaka.com/