VR(仮想現実)溶接体験! ~都立工科高校ドリーム・フェスタ2025~

2025年7月27日、新宿住友ビル(東京都新宿区)の三角広場、住友ホールで「都立工科高校ドリーム・フェスタ」が開催されました。
「ワクワクが未来を創る」をコンセプトに、都立の工科高校が一堂に会し、各校の情報発信や参加者と交流するイベント。小中学生や保護者など、約5,000名が来場しました。

VR溶接体験

最先端技術コーナーでは、VR(仮想現実)溶接体験を実施。最先端の溶接トレーニングを体験できます。
参加対象は小学4年生から中学生まで。1回(1時間)12名の定員枠に、参加希望者の長い列ができていました。

体験チケットを手に入れた子供たちが席に座り、興味津々でVR溶接機を見つめています。
工科高校の生徒たちが使い方を説明し、アドバイスもしているようです。
VRゴーグルをつけ、火花が見えて音もする溶接の疑似体験の世界に入り込み、子供たちはだんだん夢中になっていきました。

体験が終わって

体験が終わり、採点結果が出ます。90点以上の高得点を出す子供もいるようです。
上位入賞者には、工科高校の生徒が作成したレーザー加工のメダルが渡されました。

参加者からは、「ゲーム感覚でおもしろかった」「体験できて、とても楽しかったです」「来年もまた参加したいです。工科高校に進みたいと思っています」などの声がきかれました。

また、体験コーナーの前では溶接している様子をビデオで流していて、足を止めて見つめる子供たちの姿が多く見られました。

このイベントを通して、溶接などのものづくりに興味を持ち、将来の職業選択肢を広げるきっかけとなればいいですね。