会社と共に、溶接の新たな分野に挑戦したい

若手インタビュー

大学院での専攻が入口に

大学院では土木工学を専攻していたので、溶接は「ものづくりの一工程」という認識しかなかったです。会社は、土木・建設分野で実績のあるJFEエンジニアリングを志望しました。本格的に溶接に携わったのは、入社してからです。

工程計画を理解した上で、溶接の現場へ

研修後に、製造プロセス室という部署に配属されました。そこでは、溶接作業の分担計画やロボット溶接ライン稼働計画など、複数のプロジェクトを効率的に進めるための大日程の取りまとめを担当。そして入社4年目の2020年に、現在の部署である製造部計画室に異動となりました。

橋梁製作プロジェクトに、溶接管理技術者として参加

溶接管理技術者として、斜張橋製作の溶接計画・施工管理を担当しています。日々の作業の認識合わせや非破壊検査の結果確認、トラブルシューティングなどを溶接技能者や技術室のメンバーと協力しながら進めていきます。プロジェクトの完了まで数年かかる、非常にスパンの長い仕事です。

気を抜くことができないぶん、完成時の喜びも大きい

溶接は、完成後に作業箇所の品質を確認することが難しい仕事です。だからこそ全ての工程で気を抜くことができません。溶接技能者や検査員と連携をとりながら、自信を持った品質のものを造り上げることが重要です。常に緊張感をもって作業を進めなければいけませんが、そのぶん完成した時は非常に嬉しいですね。

洋上風力発電など新たな分野にも挑戦したい

溶接は古くからある技術ですが、新たなことにも挑戦していきたいと思っています。新しい材料や溶接法に取り組みたいです。また現在は橋梁を中心に仕事をしていますが、会社として今後注力していく洋上風力発電設備の溶接にも携わりたいですね。また海外プロジェクトにも取り組みたいので、国際溶接技術者資格も取得したいと思っています。

家族と過ごす時間が一番のリフレッシュに

家族と一緒に過ごすことが多いですね。家族との外出やバスケットボール観戦などでリフレッシュするのが、休日の主な過ごし方です。また共働きなので家事も手伝うようにしています。突発的な残業や休日出勤もほぼないので、ワーク・ライフ・バランスも上手く取れていると思います。

身に付けた知識が、仕事をより楽しくしてくれる

溶接管理技術者の仕事は非常に奥が深いと思います。この分野に興味があれば、まず最初にしっかり勉強をしてほしいですね。そうすると仕事を通して多くのことが見えてくるし、そこから探究心も生まれ、想像力を持って仕事ができるようになります。そのレベルまで来たら、より仕事が楽しくなるはずです。

代表的な1日のスケジュール

08:00朝礼
09:00日程の確認、溶接班長と溶接施工要領の打合せ
12:00昼休憩
13:00非破壊試験の結果確認、トラブルシューティング
17:00書類作成
18:00退社

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