ロボットに溶接を教える??

タブレットで簡単に!

空前の人手不足を背景に、生産現場でのロボット導入が進められています。
ロボットも昔とは違い、協働ロボット(図1)なるものが出てきており、安全柵を設置せずに人と同じ空間で作業させることが可能となりつつあります。

図1

でもロボットに溶接を教えるにはどうしたら良いのでしょうか?特殊な取扱い知識がいるのでしょうか?
このような課題に対して、現代では皆さんが普段指で触っている「アレ」で解決できる時代なのです。そう、タブレット。

図2

最新技術では、タブレットを使って、溶接したいものを撮影し、溶接するルートを指で決めて、転送するだけでロボットに溶接を教えることができるのです(図2)。
何枚か撮影すれば3次元的に溶接線が把握できます。そして、始点から終点まで自在に指でなぞり、ロボットに転送するのです。溶接現場のイメージもどんどん変わってきていますね。