夏休み溶接ワークショップ in 沼津

「バッチバチの火花で楽しさはじける!夏休み溶接特別体験2025」と題したイベントが夏休みの3日間、開催されました。
会場は、溶接体験工房『アイアンプラネットベースオブ沼津』(静岡県沼津市)。
小学3~6年生が対象で、鉄の端材の中から作りたい作品の材料を選び、溶接を使って製作する自由工作です。
子供たちはワクワクした様子で、保護者と一緒に工房に入ってきました。
体験スタート
溶接の仕組みや体験時の注意点などについて、スライドを見て学びます。
スタッフが出すクイズに手をあげて答えるなど、和やかに始まりました。

次に、何を作るか考えます。
端材が入った箱からボルトやナットなどを手にし、作品のイメージを膨らませます。いくつか選んで台の上で組み立てながら考え込む子供に、スタッフが近寄ってアドバイス。保護者もそばで見守ります。
しばらくすると、ロボットなどの形が出来上がりました。


いよいよ、溶接(半自動溶接)。
スタッフに教えてもらいながら取り組みます。
最初は飛び散る火花にビックリしていましたが、次第に慣れて作業を進めていきます。
そして、個性豊かなロボットやペン立てなどの作品を完成させました。


初めての溶接に、子供たちからはさまざまな声が。
「溶接は少し難しかったけれど、とても楽しかったです!今度はイスなどの大きなものを作りたいです」
「溶接は思った以上に振動があって、おどろいた。火花が青く見えたのは初めて」
「ヘルメットをかぶったら、暗くてびっくりした」
最後に、スタッフから修了証が渡されました。
作品や修了証を手に、記念撮影では達成感に満ちた表情を見せてくれました。




溶接の魅力を発信
ワークショップは募集開始後、すぐに満席となった人気のイベント。
スタッフの皆さんは、ずっと笑顔で子供たちと接します。
溶接前の講座では、公園のジャングルジムやすべり台など子供たちに身近なものを例に取り上げ、イラストでわかりやすく説明。
また、工房オリジナルの修了証を作成するなど、随所に工夫が見られました。
アイアンプラネットは鉄の溶接工場をより身近に感じてほしいと、溶接体験ができるように作ったテーマパークだそうです。
子供だけでなく大人にも、鉄を使ったものづくりの楽しさを体感してほしいと話してくれました。
体験教室では、気軽に角スツールやラック、表札などが製作できます。

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▼アイアンプラネットベースオブ沼津
https://iron-planet.jp/