【展示更新】溶接保護具装着マネキンを着せ替えました ~第3回・暑熱環境での熱中症予防と冷却器の活用~

溶接会館(東京都千代田区)1階ロビーに展示中の「溶接保護具装着マネキン」について、展示内容を更新(着せ替え)しました。
日本溶接協会安全衛生・環境委員会では、現場の作業環境に合わせた適切な保護具の選択と正しい装着方法を知っていただくため、定期的に展示の入れ替えを行っています。
第3回となる今回は、連日の厳しい暑さを乗り切るための熱中症対策がテーマです。作業者に冷風を送り込み、身体を冷却する「冷熱器」を着用した仕様にリニューアルしました。
「立位」と「溶接作業姿勢」の2体のマネキンで、以下の保護具を展示しています。
ご来館の際は、ぜひ実物をご覧ください。
【今回の主な展示構成】
呼吸用保護具、溶接用保護面、ヘルメット、冷却器など
・マネキンA(立位:左)
ルーズフィット形PAPR、ボルテックスチューブ冷却器
・マネキンB(溶接作業姿勢:右)
溶接用保護面+ヘルメット、防じんマスク、ボルテックスチューブ冷却器
★展示に関する注意(冷却器の着用方法について)
機能や構造をわかりやすくご覧いただくため、展示ではあえて作業着の上に冷却器を装着させています。本来は作業着の下に着用する製品ですので、実際にご使用になる際はご注意ください。



【ポイント】
★ボルテックスチューブ冷却器
・水分・塩分補給、休憩をこまめに
・送風・送水による身体冷却を活用
・作業環境(WBGT値:暑さ指数)に応じて対策
※通常の空調服を使用した場合、ヒューム等を吸引する恐れがあります
★防じんマスク・P-PAPR(防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具)
・型式検定合格品を使用する
・ろ過材は定期的に交換
・シールチェックで密着性確認
・ヘルメットの上から装着しない
★保護めがね・ヘルメット
・適切な遮光度を選択
・目を完全に覆う様に装着
・作業中にずれないようにしっかりと固定
★革手袋・作業服
・難燃素材(綿100%など)か確認
・袖/裾から肌が出ないように注意
★溶接用保護面
・遮光度設定は適切か確認
・顔全体が覆われているか確認
★トーチ
・トーチの定格電流値溶接電流値が一致しているか確認
・トーチを使用する場合は革手袋を着用し、定格電流値内で使用する
【バックナンバー】
・第1回展示お知らせ(2025.12.08)
・第2回展示お知らせ(2026.04.20)

